ゲスト様から「初めてレッスンを受けた時に、最後に寝る時間の長さにビックリしました」と聞きました。「寝る時間?」確かに、ちゃんと「シャバーサナ」の説明はしていなかったです。
シャバーサナはサンスクリット語で「屍(しかばね)」を意味する「シャバ」とポーズを意味する「アーサナ」との組み合わせた言葉になります。
ただ仰向けになって、何もしないで寝ているわけではありません。
すべてを手放す
すべての身体の力を手放す
身体と精神を手放す
身体と思考は手放す状態でリラックスしているが、意識はしっかりと持って、寝てしまうものではありません。意識も持ってあとは全ての力を抜いていきます。
その中で自分の身体や心がどう感じているのか、ちゃんと意識化していることで、自分の身体と心を自分のものにすることができます。
しかし、すべての力を意識して抜くことは難しいので、とりあえず、この時間だけでも自分を休ませてあげましょう。
効果は・・・
リラックスなどの精神面
疲労回復など肉体的回復
効果はたくさんあるので、興味があれば調べてみてください。
当スタジオでは、シャバーサナがなければその日のヨガの効果は半減すると考える重要なアーサナと考えています。最低でも約7分、長くて約10分のシャバーサナの時間をとっています。そのため1Class 75分のレッスン時間としています。
ティンシャが2回響いた時、「屍」の身体は「新しい身体」に変わっています。
「意識を戻して、足首をゆっくりと動かして、次は手首、最後は頭をゆっくりと左右に動かして・・・」 新しい身体と思えば一連の動作の理解がわかりますよね。
ゲスト様が最後にスッキリとした感覚になれば、それはシャバーサナの恩恵と身体と心も抜くことができたからだと思います。
シャンティ・シャンティ・シャンティ
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